鑑定と鑑賞

昨日、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」の画像を探して、
あちこち調べていてついでに、フェルメールの絵も全作品
画像があるサイトを見つけました。

ティツィアーノの作品で、唯一気に入っているのが
「ウルビーノのヴィーナス」ですが、フェルメールでは
「手紙を書く女と召使」だけが好き。

画像


サイトを検索していると、フェルメールにしても、ラファエロにしても
お好きな方は、本当にどの作品でも熱烈に礼賛しておられます。
どのくらい好きか、どのくらいすばらしいか、本当に説得力のある
文章です。

私とて、決してうちの息子たちが描く絵と芸術作品の区別が
つかないほど目が腐っているわけではありません。

しかし、6月にプラド美術館展に行った時、つくづく
鑑定と鑑賞は全く別物だと思い知りました。
すばらしい作品が並ぶプラド美術館展。
しかしながら、絵の後ろの壁は緑色。暗い人工的な光の中で
はっきりいって、「何だよ、この並べ方」と不満でした。

はい、プラド美術館の展示室を日本で再現しろってことは
言いません。しかし、絵画の鑑賞にとって光や背景となる
室内の壁は、絶対影響が大きいのです。

日本の展覧会の展示は、鑑賞向きではなく、鑑定向き。
見に来るお客が鑑定できるかどうかはまた別の問題ですが、
アレでは、絵を楽しむどころではありません。
ただ、貴重な絵画が傷まないように並べて、
「見た」ということが大事なだけ。

現在、孤独の中で、新世界とのコンタクトを回復しようとしている私には
何でもかんでも、人間同士のつながり方と結び付けてしまう悪い傾向が
ありますが、一人でやっている分には、気が済むまで、頭の中で
グルグル考え続ければいいのです。自分に止めなさいという気は
微塵もありませんが、「一緒にいれば、付き合っている」と信じている
人ではなく、私が何をどう感じ、何を楽しみ、何を悲しみ、何を苦しむか
把握できる人でないと、付き合えないかもしれません。

挨拶程度の付き合いというか、用事を片付けるためだけに、
目的を果たすためだけに時間を共有する人にまで、そんなことを
言うつもりはありません。ですが、友達なら、相手の気持ちを考え、
実際に苦しい時に助けに行けるようになりたいと思います。


そんなこと言うお前が一番たち悪いことやってるだろうと
言われているかもしれませんが。

ごめんね。Mr. Express。
Mariarty、母はこれでいいと思うけど。

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